coLinux+Vine Linuxインストールメモ

XMLinuxさんのcoLinux 用 インストーラを使ってWindowsXPマシンにcoLinux+Vine Linuxをインストールしてみました。
やり方はXMLinuxさんが丁寧にREADMEにかいていてくれているので、その通りに進めれば基本的には問題ないと思うのですが、やり方が悪かったのか微妙につっかかったので以下、覚え書き。

その1:ダウンロード

coLinux、QENU、Vine Linuxのイメージ、coLinuxインストールツールをダウンロードしておきます。
今回使用したのは

coLinux Version 0.7.5
http://www.colinux.org/
(左側のDownloadsから)

QEMU on Windows Ver 0.10.6
※最初0.9.1で試したらイメージを作成する段階で「qemu: could not open disk image...」となってうまくいかなかった(T_T)
http://homepage3.nifty.com/takeda-toshiya/qemu/

Vine Linux 5.0
http://www.vinelinux.org/getvine.html#Download
Vine50-i386-CD.isoをダウンロード

coLinuxインストールツール
coLinux 0.7.4 対応 インストールツール Version 2009-09-03
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/1596/coLinux/colinux.html
#今気がついたけど0.7.4対応ってなっていましたね…0.7.5でも一応動いたぽいですが、coLinuxのバージョンを0.7.4にした方が安心かもしれません。


その2:準備

ダウンロードしたそれぞれのファイルについて、以下のように準備しておきます。

coLinux
coLinux-0.7.5.exe を実行して、coLinuxをインストールします。
デフォルトの状態で「次へ」でOKだと思われます。

QEMU
qemu-0.10.6-windows.zip を展開します。

coLinuxインストールツール
coLinux-install-tool-20090903.zip を展開します。

その3:設定

coLinux-install-tool-20090903の中にある「config.bat」を自分の環境に書き換えます。
私の場合はこんな感じ↓。

rem ■ coLinuxをインストールしたディレクトリ
set COLINUX_D=C:\Program Files\coLinux

rem ■ QEMUを展開したフォルダ
set QEMU_D=C:\Program Files\qemu

rem ■ isoファイルを置いたフォルダ
set ISO_D=C:\ISO


rem ■ ルートディスク容量
set ROOT_SIZE=5G

rem ■ スワップディスク容量
set SWAP_SIZE=300M


rem ■ ISOイメージファイル名
:set IMAGE=CentOS-5.3-i386-bin-1of6.iso
:set IMAGE=Fedora-11-Beta-i386-disc1.iso
:set IMAGE=Vine50-i386-DVD.iso
set IMAGE=Vine50-i386-CD.iso

rem ■ キックスタートイメージファイル名
set KS=ks.img

同じくcoLinux-install-tool-20090903の中にある「qemu-install.bat」を以下のように書き換えます。

29行目
set P=%P% -std-vga
 ↓
set P=%P% -vga std


その4:ディスクイメージファイル作成

coLinux-install-tool-20090903の中にある「create-images.bat」を実行します。
scsi0.img、scsi1.img が作成されます。


その5:インストール

coLinux-install-tool-20090903の中にある「qemu-install.bat」を実行します。
Vineの起動画面が表示されたらTABキーを押して
vmlinuz initrd=initrd.img vga=0x303 ks=floppy
と入力して(303までは始めから入力されています)、Enterキーを押します。

あとは自動的にインストールが始まるので、待つべし。


その6:起動

インストールが完了すると「再起動」ボタンが表示されるのでEnter。
次回からは「co-boot.bat」を実行することで起動されます。